プラセンタと更年期障害の関係について解説いたします!
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  1. プラセンタと更年期障害

プラセンタは更年期障害に効果的?

更年期障害ってなに?

更年期障害の症状

更年期障害の症状

はじめに、「更年期障害」というのはどのような状態を指すのか、簡単に解説いたします。代表的な更年期の症状と言えば、以下のようなものが挙げられます。

精神神経系
頭痛、めまい、耳鳴り、物忘れ、憂鬱、不眠など
血管運動神経系
のぼせ、ほてり、発汗、冷え、動機、息切れなど
皮膚・分泌系
皮膚の乾燥、粘膜の乾燥、湿疹、ドライマウス、ドライアイなど
消化器官系
食欲不振、吐き気、便秘、下痢、腹部膨満感など
運動器官系
関節痛、腰痛、肩凝りなど
非尿器・生殖器系
月経異常、頻尿、残尿感、尿失禁など

上記のうち、日本人女性に見られる更年期症状の発現の割合としてもっとも大部分を占めるのが「肩凝り」となっており、次いで「疲れやすさ」「頭痛」「のぼせ」「腰痛」と続きます。

更年期障害の原因

更年期障害の原因

女性の身体は、卵巣から分泌される女性ホルモンが抑制されると、脳の下垂体から放出される「卵胞刺激ホルモン」や「黄体化ホルモン」が分泌され、逆に増加すると分泌が抑制されるようにできています。卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンは卵胞の発育や成熟に関与し、正常な月経周期が営まれるよう、刺激ホルモンの分泌は女性ホルモンの増減によってコントロールされているということなんですね。

ところが、年齢を重ねるにつれて、卵巣の働きは衰え、卵巣から分泌される女性ホルモンは徐々に減少していってしまいます。卵巣から女性ホルモンが分泌されなくなると、脳の下垂体から放出されるホルモンの分泌量が増え、卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンの血中濃度が高くなってしまいます。

こうなると、これを押さえようと、脳の下垂体は「女性ホルモンを分泌せよ!」と、卵巣に通常の何倍もの指令を下し続けてしまいます。脳の下垂体はさまざまなホルモンの分泌をコントロールするとともに、体温調節や呼吸、消化機能の調節、精神活動など、自律神経をコントロールする役割も担っているため、ここがパニックを起こすと身体がのぼせたり、異常な発汗、不眠といった、いわゆる更年期諸症状が引き起こされてしまうというわけです。

更年期障害の対処法

更年期障害の対処法

更年期障害のつらい症状を緩和する対策としては、減少した女性ホルモンの分泌を促すこと、乱れた自律神経を整えることが効果的です。特別な治療をする前に、先ずは生活習慣の見直しから始めてみましょう。

食事を工夫する

食事については、大豆食品を積極的に取り入れた和食メニューがおすすめです。豆腐や味噌、納豆などに含まれる「大豆イソフラボン」は、女性ホルモンと似た働きをする成分として注目されています。イソフラボンのほかにも、たんぱく質やミネラル、ビタミン、食物繊維なども豊富に含まれており、女性にやさしい食材と言えます。調理方法などを工夫し、飽きないように毎日取り入れるよう習慣づけてみましょう。

姿勢を正す

正しい姿勢を保ち、深く大きい呼吸をすることは、自律神経のバランスを整えるのに効果的だと言われています。と言うのも、姿勢を正すことで、脳脊髄液という、脳から骨盤の骨である仙骨までを循環する体液の巡りが良くなり、脊髄の中にある神経の新陳代謝を促すことができるそうです。パソコンやスマホの画面を見て長時間下を向いていると、猫背になり、脊椎がゆがんでしまいます。普段から正しい姿勢を保つことを心がけましょう。

更年期障害に効果があるプラセンタ

更年期障害に効果があるプラセンタ

プラセンタに含まれる成長因子には、「内分泌調整作用」と言って、身体の中のホルモンのバランスを整えようとする働きが備わっています。これにより、減少した女性ホルモンの分泌量が調整され、卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンといった下垂体ホルモンが抑制されることで、ホルモン分泌の司令塔である脳の下垂体における機能が正常化され、更年期諸症状の緩和につながることが期待されます。

また、プラセンタの持つ成長因子には、自律神経を正常な状態に戻そうとする働きをも備わっています。自律神経のコントロールを司る脳の下垂体に働きかけ、交感神経と副交感神経のバランスを正常に保つことで、心臓、肺、胃腸、肝臓、内分泌腺、血管など、更年期症状に関わる部位・器官の働きを細かく調節し、正常な状態に戻そうと作用してくれるというわけです。

プラセンタによる更年期障害治療の方法

プラセンタによる更年期障害治療の方法

プラセンタによる更年期障害の治療で主に用いられているのは注射での摂取です。プラセンタ注射にはメルスモンとラエンネックの2種類がありますが、このうち更年期障害のために使うのはメルスモンです。これを週に1~2回、3ヶ月以上続けることになるため、できるだけ近場の病院を選ぶことをおすすめします。ただしプラセンタ注射を扱っていない病院もあるので、事前に調べておきましょう。

また、プラセンタ注射という高価なイメージがありますが、更年期治療のために医療機関でプラセンタを摂取する場合は美容目的による摂取と違い保険が適用されるので、安価に抑えることができます。大体1回につき2,000円ほどになるようです。

プラセンタ注射は更年期障害の症状に効き目が高く、摂取した約7割の方が高価を実感し、症状が改善します。更年期障害の症状が重く、日常生活にも支障が出てしまっているという方は試す価値のある治療法です。

ただ、一度でも注射でプラセンタを摂取すると、以降献血ができなくなるというデメリットがあります。これは決して注射による感染の危険が高いわけではなく変形クロイツフェルトヤコブ病への感染のリスクを考慮し、念には念を入れての対策となっているようです。

注射はやっぱりできるだけ避けたい・・・という方には、サプリメントの摂取をおすすめできます。こちらはドラッグストアや通販で購入できるため、手軽に試すことができるのが大きなメリットです。

更年期障害に長く悩むよりも、何かしらの対処に踏み出すことが大切なので、プラセンタを試してみることも是非考えてみてください。

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